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今だから話せること♪

実はホンジュラスにいる時には、書けなかったことがあります。
なぜって? だって心配かけちゃうでしょ。 という内容です。



『恐怖の強盗事件!』 ~事件発生までの経緯とその瞬間~

その日私は、パナマシティでの一日をぶらぶら街歩きをして過ごすことにした。前回パナマに来た時にも訪れた「旧市街」と呼ばれるカスコ・ビエホ。ここには、古い町並みがあり、さらに海沿いからは高層ビル郡が眺められる。ゆったり街歩きをするには、最適な場所だと思った。

首都にある観光地だけあって、そこら中に観光客がいる。一人で歩いている女性も珍しくない。しかし少し気を抜くと、人通りが少なく、狭くて薄暗い通りもあったりする。
私も何気なくふらふら歩き、ふと気付くと、ヤバい雰囲気だなぁと思うところをいつの間にか歩いていたりした。行き止まりの誰も行かないような橋の下で、女の人がタバコみたいなものを吸っているのがチラリと見えて、少し肝が冷えたりもした。たぶんアレはマリファナだったな。

そんな中、そろそろ小腹が減ってきて甘いものでも食べたいな~♪と、前回見つけた手作りアイスクリーム屋さんを探し始めた頃だった。道はどこも同じように見えるし、自分がどちらの方向に歩いているのかもよくわからず、とにかくぷらぷら歩いていた。すると、また人通りが少ないところに来てしまった。
まずいと思い、人通りの多い所まで急ぎ足で歩いて、ちょうど周囲に人が増えてきたその時だった―。

急に一人の男が私のKarrimorのショルダーバッグに掴みかかってきた。
え?と思う暇もなく、その瞬間すぐに察知した。
「ヤバい、本当に強盗に出くわした!」と。

しかし、斜め掛けされているショルダーバッグは、当然ながら引っ張っても外れない。そこで男は力任せに引っ張り、私は地面に転がった。運が悪いことに、そこには泥水の水溜りがあり、私は体ごとその中に突っ込んだ。
でも、その時は無我夢中で、自分が振り回されていることさえよく認識できず、なぜ急に体が水で濡れたのか、わからないくらいだった。「あれ?なぜ私の体、ずぶ濡れなのかしら?」といった具合。


さて、JICAからは常々、強盗などに出会った時は、絶対に抵抗してはいけない!と言われている。私だって、そんなことは百も承知だったはずなのに、無意識のうちに、まだ体に引っかかっているショルダーバッグを必死でつかみ、「No~!!」と叫んでいた。自分の声だと思えないような妙にか弱い声(TVドラマで女優が「やめて〜!」というようなあんな声)が出て、あぁこういう時にはこんな声しか出ないんだなぁ…と、そんな状況なのに思ったりもした。

かなり長い時間揉み合っていた気がする。

その間、プラスチック椅子を男に投げ付けて私を助けようとする人がいたことも、視界の隅で見えた。
しかし、とにかく私はショルダーバッグを引っ張られ、それと一緒に体が振り回され、か弱い声でNo!と言い続けていた。

日本で買った頑丈なショルダーバックは、変わらず私の体ににつなぎとめられている。だから正直、もう少し粘れば、男は諦めて去るだろうと思っていた。

するとその時、「¡Te ayudo! (お前を助けるぞ!)」という声が、私に向かって飛んできた。と同時に現れる青年。
やった~♪救世主!! 助かった!! と思ったのも、つかの間―

その救世主は、なぜか私のショルダーバッグを掴んで引っ張った!!
なにぃぃぃ!!?
こともあろうか、その助ける相手は私ではなく、犯人の方だったのだ。

二人の男に引っ張られ、辛うじて持ちこたえていたショルダーバッグも、一瞬で引き千切られた。そのブヂっという音がスタートの合図でもあったかのように、二人の男は一目散に去って行った。
私は遂に力尽き、呆然とその二人の後姿を見送った・・・。
a-IMG_0012.jpg
引き千切られ、残ったショルダーバッグの紐
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